2014年04月20日

『婦人公論』集中連載
「百年愛―あなたともに生き続ける」
吉澤正大(96歳)・登美枝(92歳)
細谷孝至(91歳)・琴子(90歳)編


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百寿者は5万4000人を超え、平均寿命は男性79.4歳、女性85.9歳になりました。しかし、平均年齢の伸びに比べ、自立して生活できる健康寿命の伸びは小さく、この差は広がっています。

平均寿命と健康寿命の差は男性が約9歳、女性に至っては約12歳も低くなっています。高齢になると女性は骨粗鬆症やアルツハイマー型認知症といった疾患を罹患しやすいため、長寿であっても健康を維持できなくなることが増えてくるためです。

男女の結婚時の年齢差、寿命差を考えると、夫婦ともに健康で卒寿(数えの90歳)を迎えることができるケースは長寿大国日本でも、まだ稀であると言えます。

ご長寿夫妻シリーズ、2回目は江戸末期、ジョン万次郎の持ち帰ったミシンで独自に洋服製法を研究し、日本アパレル発祥の店と言われる銀座の大店「植久(うえきゅう)」こと「植村久五郎商店」(軍装店)の姉妹夫妻が掴んだ4人で369歳、ご長寿の秘密に迫ります。全6ページです。
posted by noriko-motooka at 11:57| コラム