2015年07月04日

関西学院大学博物館展覧会『愛新覚羅家の人びと』開催
記念講演 第2弾『愛新覚羅(福永)嫮生・本岡典子』
対談講演のご報告

関西学院大学博物館展覧会『愛新覚羅家の人びと』開催を記念して行われました『愛新覚羅家の人びとー相依って命を為すー』対談講演は、予想を遥かに超える応募者があり、抽選で6月20日(土)、中央講堂収容人員一杯の1200人をお招きして開催致しました。


ただ今、同博物館で公開されている貴重な歴史フィルムや写真、書、わたくしが取材した外交資料などを大スクリーンに映し出しながら、清朝末期から現代に至る一族の光芒を、ラストエンペラーの実在の姪・愛新覚羅嫮生(現福永)氏との対談と拙著『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生』の本文朗読を交えながら進めました。


愛新覚羅嫮生氏が見た満州帝国の最後、皇帝溥儀の素顔、父溥傑と母浩の愛の物語、嫮生氏の辿った壮絶な流転の物語をご自身の言葉で語る貴重な対談講演です。わたくしが長年の取材の中で新たに掴んだ事実など、日本がかつて中国東北部に築いた傀儡国家『満州帝国』の知られざる実像を秘蔵資料を交え、お伝えすることに力点をおきました。


朝日・読売・産経・神戸・時事通信・NHK・関西TVなど多くのメディアも取材にお越し下さり、熱気に満ちた2時間の講演になりました。
朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASH6N6W6YH6NPIHB011.html
産経新聞
http://www.sankei.com/west/news/150630/wst1506300004-n3.html

ご参加下さった皆様、惜しくも抽選に漏れてしまった方々、このコラムをお読み下さった皆様に心からお礼申し上げます。有難うございました。サイン会にご参加下さった方全員に一族の記念はがき(10枚組)と一族ゆかりの「絆の朝顔の種」をプレゼント致しました。


展覧会は関西学院大学博物館(時計台・旧図書館)で今月18日まで開かれています。ご来場をお待ちしています。
posted by noriko-motooka at 12:37| コラム