関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパスではこれまで4度の講演会を行い、2000人近い方々の聴講を得ました。
拙著『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生』の取材秘話を交えながら、本編朗読と数々の秘蔵歴史写真、音楽で綴る一時間半の「朗読映像講演」を大河ドラマの趣でお届けするものです。
2013年は西宮市文化振興財団主催で。2015年には関西学院大学主催で2度にわたり開催されました。関西学院大学博物館で『流転の子』ゆかりの愛新覚羅一族の歴史資料が寄贈保存されたことを記念して企画展が開かれ、その一環として関西学院大学主催で記念講演が行われたものです。
『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生 -語り継ぐ歴史』と愛新覚羅嫮生様(現福永嫮生)をお招きした『愛新覚羅家の人びとー相依って命を為すー』の対談講演です。中央講堂を満席にして多くのメディアが詰め掛けました。
2016年は三井住友信託銀行主催による朗読と愛新覚羅嫮生様との対談で綴る大河朗講演会『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生』レセプションホール・学生会館行なわれました。

今回は2013年(西宮市文化振興財団主催)で行われた大河朗読講演『愛新覚羅家の人びとー相依って命を為すー』の講演会の模様が全面掲載されています。

本書に収録されている講演録の一部と愛新覚羅溥傑一族の歴史写真
講演では50枚を超える貴重な歴史写真を使用していますが、本書では掲載ページの都合で10枚ほどになっています。
西宮は谷崎潤一郎、井上靖、織田作之助、大岡昇平、野坂昭如、宮本輝、田辺聖子らの名作の舞台となりました。また、遠藤周作、小松左京、村上春樹、黒岩重吾、今も小川洋子ら大物作家が暮らし、近代文学の聖地とも言われています。
本書では『流転の子』講演録のみならず、後藤正治、有栖川有栖、かんべむさしら著名なジャーナリストや作家、研究者の講演録が収められています。お手に取って頂ければ嬉しいです。
■『流転の子』の大河朗読講演へのお申し込みは本HP
講演
http://noriko-motooka.com/lecture.html
あるいは
mail@noriko-motooka.com
より